
すっかり根本的な事を書き忘れていたことに気がつきましたw
カジノディーラーを目指す方向けの記事を書いておりましたが、その前の段階の事を忘れていました。。
「そもそもカジノディーラーって何?」
「どんなことするの?」
と言う疑問をお持ちの方に、現役のディーラー育成者である私がご説明します。
カジノディーラーってどんな仕事?

簡潔に言うと、「テーブルゲームの進行を行う人」の事を「ディーラー」と言います。
しかし、ただディーラーと言ってしまうと意味が広範囲になってしまうので、ここではカジノディーラーと書きますね。
では、カジノディーラーはどんな事を仕事とするのか。
どんな事するの?
先ほども書いたようにカジノディーラーはゲームを進行するのが仕事ですが、ゲームの進行と同時にチップのプロテクト、カードのプロテクトなどを行っています。
まずゲームの進行についてですが、皆さんご存知であろう「ブラックジャック」や「ルーレット」などのテーブルゲームを進めるのが主な仕事です。
ハイハイ、知ってます。
という方も多いと思いますが、もう一つ重要な仕事が「チップやカードを守る」事です。
チップやカードを守るとは?
カジノでは多額のお金が動きます、そのお金を動かすのはディーラーなのですが、ここで不正、盗難などがないようにチップを守るのもディーラーの仕事となっております。
具体的には天井のカメラに写るようにチップを広げたり、掌を返したり、チップを高額なチップから積んだり、細かな所作まで実は決められており、これを守る事でディーラは不正をしていないと言う事を証明しております。
カードシャッフルも、シャッフル方法、回数などが決められており、必ず決められた所作を守る事を義務付けられています。
またディーラーの背後や横からカードの数字が見えないように、カードを上げすぎてはいけない等、挙げるとキリがないほど所作に決まりがあります。
このように厳しく所作が決められており、チップというお金を扱う仕事のため勤務時間は8時間ですが実働は4時間程度だったりします。
30分ディールした後に休憩、40分ディールした後に休憩などカジノによって様々ですが、通常の仕事よりも休憩は多く、無理なく働けるように考慮されています。また休憩中もリラックスをさせるために豪華な食堂や過ごしやすい休憩室などがあったりします。
ゲームの進行やプロテクトとは別に、お客様と接するのもディーラーの仕事なので、厳しい所作を守りながらも、プレイヤーと会話をする事もしなければなりません。
ただし、この会話については無駄話をする事を禁じているカジノもありますので、話さなければいけないという事ではありませんが、接客という側面からみれば愛想のいいディーラーの方が良いと思いますので、規則の範囲内で愛想よくしましょうw
という事で、カジノディーラーとはずっとカメラ、ピットボス等に監視されながらチップ、カードを不正から守り、接客もするという仕事ですw
最後だけみるととんでもない仕事に思えますが、所作などは体に染み込ませてしまえば自然とできるようになります。仕事も休憩が多いので普通の仕事よりかは実働が短く、良い仕事と言えるのではないでしょうか。
カジノディーラーに興味がある方は参考にしてみてください。